
木槌で木を彫ってみたい、という積年の思いから、偶然の出会いで師匠を得、2004年から木彫を始める。
立体の動物を彫るのにモデルが欲しくなり、羊毛フェルトで動物の造形を始める。針を刺す時の音や感覚が好きになり、ハマる。
目標とする所(木彫)
粗さを残しつつ、芯の通ったもの。生き生きとした存在感を失わないようにする。目下の課題は、丁寧に彫りすぎないこと。大胆なのみ目、彫り跡を残して、できるだけシンプルな造形にすること(永遠の課題かもしれません。。。)。
目標とする所(羊毛)
中にあるもの(骨格)を意識しつつ、リアルな可愛らしさを表現すること。一針一針楽しんで作ること(楽しい方がいいものが出来る気がします)。
両方やっていると驚かれることが多いですが、引くか足すかの違いで、立体造形という点では同じだと思っています。木彫ではうっかり丁寧にやり過ぎて失敗することが多いのですが、羊毛では、丁寧にやり過ぎてダメということはないので、ひたすら丁寧にしたい欲求はそちらで満たしてる、という感じです。
他の仕事もしながらなので、どちらもマイペースですが、少しずつでも前に進んで行けたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。